ツンデレグラフとはツンデレの感情及び行動を数値化し、グラフに曲線で表したものである。
未だ研究中のものであるが、一つの完成系に至った為にここに発表、解説を行う。

ツンデレグラフの講義内容が動画としてアップロードされているので、そちらと一緒に御覧いただきたい。


【youtube】ツンデレグラフ



横軸 時間軸
縦軸 ツンデレ軸
o点 クール
青 行動を表す曲線(ツン曲線、建前曲線)
赤 感情を表す曲線(デレ曲線、本音曲線)

今回は仮に「A子さんのツンデレグラフ」として解説を進めて行く。2次元には多くのツンデレキャラが居るが、どのようなキャラであっても概ねこのグラフに当てはまる。
自分の好きなツンデレキャラを思い浮かべながら解説を読み進めてみるのもいいだろう。



1・初対面
まずはツン100、デレ−100から
初対面は最悪の印象から始まる


2・最悪な印象が変わるきっかけ
主人公への印象が変わる。ツン90、デレ20
※間違いやすい点として、デレ曲線がデレ軸に入ったからといってデレキター!にはならない。
A子は通常時ツン50デレ50の間で人と接する(つまり好きと愛しているの境界がデレ50にあると考える。デレについても同様。)
このことから、この時点ではまだ主人公に対して特別な好意を持っているわけではない、ということがわかる。
ツン曲線、そしてデレ曲線というのは便宜上こう呼んでいるだけであって、要は上に行くと嫌い、下に行くと好き、という単純なものである。


3・だんだんと打ち解けてくる
ツン80デレ50
他の多くの友人と同じようにデレ50の好意を持っているが、初対面がツン100であったためにツン値はなかなか下がらない。
※デレ曲線というものは本人の感情をダイレクトに表しているのに対し、ツン曲線の数値は本人の認識以上に第三者の視点からどう映っているか、というものが大きい。
現時点ではツン80であるが、デレの数値がいくつであるかによってツン80という数値の意味合いは大きく変わってくる。
ツンデレグラフは2本の曲線で表されるが、それぞれの曲線は独立したものではなく、お互いの行間を読み取らなければ本当のツンデレ値の意味は見えてこない。


4・恋のライバルB子登場
彼女の出現によりA子は自分の本当の気持ちに気付く。ツン50デレ80
これをきっかけに思いは強くなってゆく

5・ツンデレ誕生
ツン100デレ100
ツンデレキター!ツンデレ軸の事を別名ktkr軸とも呼ぶ。
ツンデレグラフ作成時の基本、ツンデレ誕生の瞬間を中心に。
この瞬間がない限り、「ツンデレっぽい人」は永遠に「ツンデレっぽい人」のままである。そしてそれはツンデレではない。


6・本当の自分の気持ちに気付いたA子
好きで好きでたまらない。でも私はツンデレだからデレデレしちゃだめ!
しかしツンを維持できなくなって行き思いも深まって行く。
ツン80デレ120
※デレの数値が100を超えたが、これは「好き」と「愛している」の境界があるのと同様に「デレ」と「ヤン」の境界があるという事である。
デレが100の値を超えるとヤンになる。かの涼宮ハルヒも発言しているが、恋愛感情などというものは一時の気の迷い、精神病の一種である。よって、デレの先にはヤンがあるとし、ツンデレグラフではデレ100=ヤン0とした。
この時点でデレ120(ヤン20)というのはツンを維持している反動の為と考える。


7・告白
ある日A子は主人公への思いを抑えきれなくなる。ツン−200デレ200、スーパーデレデレ状態突入
この一連の流れが一般に言われるツンデレ曲線というものである。

※ツンデレ黄金比について
盛んに議論が行われているツンデレ黄金比であるが、仮にここではツンデレ黄金比=ツン9:デレ1としよう。ツンデレグラフを知った人間はここで、次のように考えるかもしれない。
「それではここでツンデレグラフにツンデレ黄金比を当てはめてみよう、ツンデレグラフでツン90デレ10の地点が最もツンデレがツンデレとして輝く瞬間である」と。結論から言うとこれは全くの間違いである。
ツンデレグラフは最初ツンツンしていた人物が時を経てデレになる過程を曲線で表したものである。言わばツンデレグラフは人生の縮図。
一方ツンデレ黄金比は性格についての議論である。普段はツンツンしているけど、恋人と2人になるとデレっとしてしまう、というやつだ。このようにツンデレには2種類あり、明確な名称の区別がつけられていない為、しばしば混乱を招く要因となる。
仮に人生ツンデレ、性格ツンデレと分けて呼ぶ事とし、人生ツンデレにはツンデレ黄金比を当てはめることはできないし、性格ツンデレにツンデレグラフは適用されない。
当然、人生ツンデレであり性格ツンデレでもある、という場合も存在し、その場合はこの限りではない。


8・ヤンデレ化
B子との浮気疑惑が浮上、デレ400ツン400
感情曲線に限って見ればツンデレ曲線の延長でしかないが、注目すべきはデレの急激な伸び率と行動曲線のツン化。
デレとヤンの境界について6で解説したが、ツンにも境界があり100を超えるとボコになる。
これが一般に言われるヤンデレ曲線。一般的なヤンデレキャラのグラフは行動を表す曲線がW字型になり黒い血が流れる。
正確にはボコデレ、ボコヤン曲線等と言ったほうがいいのだが、一般にはヤンデレグラフで通じるものである。



最後に
ツンデレの数値化、グラフ化により、より深くツンデレキャラの事を知ることができるようになるだろう。
当然、このグラフはツンデレキャラ以外のキャラクターにも当てはめることができる。今回は便宜上ツンデレグラフという言葉を用いたが、このグラフがツンデレの為のものであるという訳ではなく、この曲線の形がツンデレグラフ(ツンデレ曲線)である、というように認識してもらいたい。
機会があれば他の要素、例えばクーデレキャラをグラフ化する時の注意点等の解説も行おうと思う。
しかし。長く解説してきたが、最終的に大切なのはキャラクターに対する愛である。数値化、と謳ってはいるが、結局その数値もグラフ製作者の主観でしかない。同じキャラクターを扱っても、グラフの製作者により違いが出る事もあるだろう。それでも、様々なキャラクターをこのグラフに当てはめてみることで見えてくる世界がきっとあるはずだ。
より良く楽しい二次元ライフを送る為の一つの手段として、このツンデレグラフが活用される事を願う。



2010.07.28
札幌二次元研究所副所長 犬山桐蔵





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